『適合リノベーション住宅』と『安心R住宅』

リノベーション協議会は「『適合リノベーション住宅』と『安心R住宅』の推進に努めていく」と、発表した。適合リノベーション住宅とは適合リノベーション住宅は、きちんと検査をしたうえで必要な改修工事を施し、その記録を住宅履歴情報として保管します。住宅履歴情報があれば、点検やメンテナンスがしやすく、将来売却するときにも役に立ちます。また、万が一の不具合に対してもアフターサービス保証がついてくるので、安心して選べるリノベーション住宅です。

安心R住宅とは安心R住宅は、「不安」「汚い」「わからない」を払拭した販売物件であって、リフォーム等について情報提供が行われる既存住宅に対し、国の関与のもとで事業者団体が標章(「安心R住宅」)を付与するしくみです。特に不安の払拭のため「耐震性」・「構造上の不具合」など検査基準を満たしているか?

住宅の各部位において、リノベーション・リフォーム工事によって従来の「汚い」イメージが払しょくされている。リフォーム工事を実施していない場合は、提案書がある。外装、主たる内装、水廻りの現況写真が閲覧できる。不明でわからない部分の払拭理解設計図書、点検の記録など物件選びに役立つ情報の保管状況等が記載された書面(「安心R住宅調査報告書」)を作成するとともに、住宅購入者の求めに応じて情報の内容を開示しる仕組みである。すべての物件が該当するかはわかりませんが、今後関係図書類や書類は管理はかなり重要です。紙ベースでの管理と合わせて一括してデーターを管理する仕組みが需要でないでしょうか?必ず売却や販売また相続に役に立つのである。その物件が正当に評価を受ける基礎的データーであることは間違いない。今後からなず多くの物件が売買・相続の対象になる。しかしその対策はまだ市場では追いつていないのが現状です。物件の売却にあたり、優位に正当に評価されるには情報公開が近道である。その物件の特徴を包み隠さず公開するべきである。

 「首都圏の既存マンションの成約件数は4年ぶりの前年割れとなったが、ほぼ横ばいの3万7,000件と高水準を維持。成約物件の1平方メートル当たりの単価は51万6,000円、前年比3.2%増と、6年連続で上昇となった」と、18年の既存住宅市場について言及。
 併せて、「適合リノベーション住宅」と、昨年4月1日よりスタートした「安心R住宅」の登録件数を18年度の「適合リノベーション住宅」登録件数は、3月末時点で7,228件、累計件数は4万3,337件となった。「安心R住宅」については、国土交通省が公表した登録件数1,266件のうち、同協議会の登録件数は751件(マンション715件、戸建住宅36件)。リノベーションの啓発、事業者の品質の向上、事業環境の整備の3つをベースに活動し、ストック型社会への推進を図っていく。