健美家は、2019年8月の収益物件市場動向を発表。同社の情報サイトに新規に登録された全国の投資用不動産(区分マンション、1棟アパート、1棟マンション)の物件価格、表面利回りを集計した。
区分マンションの平均価格は1,569万円(前月比1.38%低下)となり、2ヵ月連続の低下となった。表面利回りは7.30%(同0.16ポイント上昇)と、4ヵ月ぶりに上昇した。
1棟アパートの価格は6,558万円(同2.18%上昇)で緩やかな下落基調が続いていたが、2ヵ月連続の上昇となった。表面利回りは8.88%(同0.14ポイント低下)。
1棟マンションの価格は1億4,806万円(同2.32%低下)。18年12月の1億6,296万円をピークとして徐々に低下している。表面利回りは8.46%(同0.12ポイント上昇)で、直近1年では最も高かった。
またコスモスイニシアは、AIを活用した一棟投資用不動産の投資プランシミュレーションサービスをリニューアルした。
「VALUE AI」は、一棟投資用不動産を保有するオーナー、または購入を検討しているユーザーに向け、無料で不動産価値の将来予測とプランシミュレーションを提供するサービス。昨年末、同社が行なった「投資用不動産」に関する調査結果を受け、リニューアルを実施した。
リニューアルでは、全体ページの構成を変え入力作業を進めやすく改善。数値の変化が一目瞭然となるよう、各指標グラフのデザインも一新した。また、スマートフォンで使用できる機能を拡張している。