ウィンドズトリートメント
ウィンドズトリートメントとは、代表格はカーテンですが、シェードやロールスクリーンなどの窓まわりを演出することやまたその製品を総称して使われます。空室ホームステージングでは使い勝手の良さなどほぼカーテンが利用されることが多いですが、在宅ホームステージングではブラインドタイプやブリーツスクリーン、バーチカルブランドなどもあります。カーテンでもレースだけ使用する場合もあります。またドレープの柄やヒダの数や形で演出効果が変わります。大半のお部屋はクロスがホワイトベースが多いと想定するとあまり派手で個性的な柄は好き嫌いがありホームステージングでは避けた方が無難とおもわれます。特徴のない部屋にアクセントの意味合いであれば小窓部分や出窓部分で活用することをお勧めいたします。併せて、カーテンタッセルで高級感やエレガントさを演出できます。ウィンドズトリートメントには大きな役割があります。
役割として
1つ目の役割は開放感を与えることです。大きな窓が特徴の場合や高層マンションの眺望を活かす場合また戸建のきれいな庭などの景色を借景する考え方です。自然など利用し解放感を与えることにより居心地のいい空間を演出します。またその反対に隣地との視線や道路からの視線を考慮しあえて見せない演出も1つの役割と言えます。特に都市部では近隣対策として
カーテンだけでなくカーテンレールを利用して調光タイプのスクリーンの利用が多いようです。特にレースカーテンは透過度をよく考慮して利用してください。見えすぎず、暗くならない透過度設定が必要です。透過度をしっかり選定していれば空室時の管理でも役に立ちます。
そこでまとめ
ウィンドズトリートメントは壁・床・家具の色配置に大きな演出効果があります。まず、間取り配置によっては最初に目に行くには窓・カーテンかもしれません。そこで第1印象が決まる可能性があります。ホームステージングにおいて大きな面積を占めるものはフォーカルポイントの対象となり、演出を積極的に行っていくべきと考えます。1つ1つの要素は小さなものでも、1つ1つの重要なものでホームステージングは完成されます。ウィンドズトリートメントと連動してファブリック(布類)の調和をとると効果が上がります。特にダイニングテーブルのファブリックやソファーなどで利用するファブリックと色を調和すると高級感やラグジュアリー感など様々な演出を生み出せます。