ラーメン店舗数
全国のラーメン店舗数は30,599軒で、人口10万人あたり24.15軒。店舗数が最も多いのは山形県で人口10万人あたり66.43軒(偏差値88.2)。2位は栃木県で45.78軒。3位以下は新潟県(42.83軒)、秋田県(39.16軒)、福島県(38.84軒)の順。。山形県は全国平均の2.8倍の店舗数で偏差値も88.2と高く、ラーメン外食費用も1位であり、ラーメン王国と言えよう。一方、最も店舗数が少ないのは奈良県で人口10万人あたり12.39軒(偏差値35.1)。これに兵庫県(13.19軒)、大阪府(13.61軒)、埼玉県(15.66軒)、神奈川県(15.71軒)と続いていて、関西が下位に多い。
分布地図を見ると東日本と九州で多く、関西で少ない。日本三大ラーメンのひとつ、博多ラーメンのお膝元、福岡県は28.12軒で23位と、あまりラーメン店が多くない。
相関ランキングを見るとラーメン外食費用と正の相関が高く、ラーメン店が多いところは外でラーメンをよく食べると言える。また、食塩や味噌の消費量と正の相関があり、ラーメン店が多いところは食塩や味噌の消費量が多い。薄味とされる関西で少ないこともあわせて考えると、濃い味文化圏でラーメンが好まれているようだ。