中古住宅 再生 ホームステージング

中古住宅は人気がない??

日本は世界的にみても中古住宅を買う人の割合が極端に少ない。例えばイギリス約85%、アメリカ約75%、フランス約65%という高い割合で中古住宅を買う人がいるのですが、日本に関しては中古住宅を買う人の割合は約35%なので、全体の3分の1ほどでしかありません。

理由の1つとして「質が低いから」です。日本の戸建て住宅の質が低かった。

(過去形です。)今では素材や技術の向上また「高気密」・「高断熱」などに注目が集まり、質が充実してきました。歴史的背景でマイホームの需要を増やすためには、質よりも量を優先させるしかありませんでした。新築志向のはじまりです。またメンテナンスに時間とお金がかかるのも事実です。シロアリ等の防蟻処理、クロスに張替、外壁屋根塗装、設備の入れ替えなど5年から7年ごとにやってきます。家は買ってからからスタートです。住んで使って、劣化します 大切にメンテナンスしてこそ 寿命が延びます。特に日本は四季があり、梅雨や台風また地震の国です。シロアリや雨漏り気づかないこともあります。そのような状況がわからずに売買さる物件もあるかもしれません。買主にとっては大変な不安部分をあり、購入に踏み出せない場合も多くあると思われます。そのような理由から中古住宅は新築に比べ人気がないのでしょう。

でも今後 中古住宅は主流に

なる時代がきます。それは以前よりリノベーション工事技術が確実に進歩し、器具・部材が多く、安価で入手しやくなっています。また保証においても瑕疵保険制度が拡充され、リフォーム申請等により補助金も増えてきました。人口が増えず、収入が増えない時代に防御策として住宅ローンを押さえることは賢明ではないでしょうか??

中古住宅が今後益々売れなくなる可能性が高いという話を冒頭しましたが、これには日本の人口減少が関係しています。少子高齢化社会で空き家は増え、新築住宅が売れない時代がきます。新築をつくらなくても、いまある物件を活用するほうがより効率的で賢い選択です。

核家族となり世帯人数が減っているのに、昔のように大きな戸建て住宅は必要ないのです。核家族化が進むことで売れる中古住宅というのは、ほぼ分譲マンションが恩恵を受けるだけだと思います。

そのためにはリフォームとリノベーション工事の組み合わせです。

例えばクロスの張り替えなどはリフォームとして既存を新しくする場合、またバリアフリーにするなどはより快適に暮らすための工事です。このようなリニューアルを繰り返すことにより、快適で過ごしやすい空間を維持できるのです。もし使用しなくなった住宅をお持ちのかたで売却や処分を検討されている方に以下のことをお勧めしたいです。

  • 市場で販売する場合はリフォーム工事してきれにみせてほしいい
  • 市場で販売する場合ホームステージングを利用して販売してほしい本来の生活設備は交換して綺麗な状況で販売するがベストですしかし費用がかかり、もし売れない場合、多額のリフォームがかかります。最低限のリフォームはやるべきと考えます。②は販売手段・方法として空間演出し単なり「家」から「商品」として魅せることです。空き家や中古住宅の活用は継続可能な社会の役割ではないでしょうか??特に中古住宅の購入層は新築よりも安価に取得できやすいので他の資金に回す世帯もいます。優先順位は「家」、「車」の時代ではないのです。ホームステージングはプロのホームステージャーにより演出でコンセプトを明かくにし、顧客ニーズにそったステージングが可能です。是非ご利用ください。