中小企業のM&A

ハウスドゥは、(株)小山建設(埼玉県草加市、代表:浅井俊保氏、安田洋介氏)グループの株式を取得し、子会社化することを発表した。

 同社は、後継者問題に直面する中堅・中小企業のM&Aを積極化しており、今回の買収はその一環。小山建設グループは、埼玉県草加市を中心に不動産売買、売買仲介、賃貸仲介・管理、建設を展開。賃貸管理戸数約6,000戸を有する。今後中小に関わらず、後継者の問題は多くなると思われます。特に駅前で、不動産管理を中心に行っている会社や小規模での経営では継続が難しい場合がある。またM&Aで基盤を築いたとしても継続は別の話ですぐに軌道に乗るとはかぎらない。特に今回は建設、不動産、管理など部門も多く、抱える業者や顧客オーナー数も多いようで、運営に時間がかかうかもしれない。

 小山建設グループ3社(小山建設、(株)小山不動産、(株)草加松原住建)が対象で、取得価額は概算で27億5,100万円。株式の譲渡日は8月9日の予定。