利回り上昇傾向

健美家(株)は7日、2019年4月の収益物件市場動向を発表した。同社の情報サイトに新規登録のあった全国の住宅系投資用不動産(区分マンション、1棟アパート、1棟マンション)の物件価格、表面利回りを集計したもの。あくまでも登録物件1物件を複数の業者が登録する場合もある収益アパート収益マンション収益区分マンションで戸建賃貸は含まれていないようです

 区分マンションの平均価格は1,519万円(前月比0.72%下落)と、2ヵ月連続の下落。表面利回りは7.54%(同0.12ポイント上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。

 1棟アパートは、価格が6,449万円(同3.24%下落)と3ヵ月ぶりに下落。表面利回りは8.89%(同0.10ポイント上昇)と2ヵ月連続で上昇した。

 1棟マンションは、価格が1億5,178万円(同2.86%下落)と4ヵ月連続で下落。表面利回りは8.30%(同0.18ポイント上昇)と2か月連続で8%台となった。価格が下がると利回りは上がる法則収益投資物件を買える顧客数の大幅な減少で売れる収益物件投資物件になっているし、人気が集中している場合もあります。売り手が多く、買い手がすくない現象か?サラーリマン大家から脱却した一部のメガ大家の融資は付くようで、融資主体がサラリーマンから大きく変わろうとしている

15年ほど前の経営者や相続対策等々の方に買い手が変わるのではないでしょうか?

また今後注目すべきは層はシニア世代の運用と思っています。

ローンを終わった戸建て・マンションを運用に戸建賃貸などで貸し出したり、売却したりしての案件が増えるのではないでしょうか?2020年を前に不動産投資ブームの幕は閉じつつあると思いますが、不動産投資・収益アパートは根強い人気があります。