オリックス(株)が埼玉県蓮田市に大型物流施設「蓮田IIロジスティクスセンター」の竣工を発表した。立地環境としては東北自動車道久喜ICから約5km、圏央道白岡菖蒲ICから約3.6kmにあり、申し分ない立地環境を作った。圏央道は東京の都心部より約40KMから60KM圏内の神奈川県・東京都下・埼玉県川越市・つくば市・成田市などの都心部を結び、東名高速道路や中央自動車道などの主要な自動車と結合する有力な放射型道路である。2017年に開通し、まだ未開通区間はあるものの渋滞緩和や運送の時短に役に立つている。大型物流施設はいわいる倉庫業、倉庫と言ってもいろんな倉庫形態がある、一番人気はやはり間口が大きく大型車両の出入りがしやすいもの、以外にいろんな設備仕様は必要ない、小さな倉庫でも必ず借手はある。ただ需要と供給のバランスは非常に絶妙である。半年近く借り手のつかない時期もあるようだが、一度顧客がつくと長期で借りるメリットがある。収益アパート物件と同じ賃貸借契約書でもほとんどメンテナンスやクレームもないのはメリットで貸し手側のオーナーの負担も少ない、もちろん調整エリアであったり、倉庫自体にほぼ価値はない、金融機関のファイナンスで借入比率をどう抑えるかが、事業のポイントかもしれない。