価格が高騰して“富”動産になる物件がある一方で、売るに売れず、借り手もつかない“負”動産も増えている。地方の話と思われがちだが首都圏も例外ではない。 一例として「父が、もう少し都心に近い場所に住み替えたいと言い始めたんです。いま住んでいるマンション(ローン完済)を売って、新しいマンションに、と。でも、いくらで売れるのか調べたら買値より1400万円ほど下がっていて……」父親の現在の住まいは25年前に4100万円で買った神奈川県の京王相模原線橋本駅から徒歩10分のマンションで、12階建ての3階。売ったお金で別の住まいを買うつもりだったが、2700万円で都心の物件は厳しい。
「わざわざ数千万円を追加してまで住み替えたいわけではないので、あきらめたようです。ただ、父が長生きすればするほど、相続時の売値は下がりますよね。もしかしたら買い手がつかないかもしれないんです。橋本駅から約10分という、人気面も徒歩分数も微妙な物件で、賃貸で回すのも厳しそう。売ることも貸すこともできず、そのまま私が相続すれば、固定資産税を毎年払わないといけない。今のうちになんとかしたほうがいい気がしますが、『今売れるなら、損してもさっさと売って賃貸に住めば?』とは、さすがに言いにくくて……」などの事例もあるほど生きている間なるべく「死」とは隔離したいもので、不動産に関わらず株も同じ、現金や金など処分が比較的容易であれば相続人がシロートでも容易に処分しやすいが、不動産等はなかかそうはいかない。ましてやアパートなどは賃借人等もおり、壊して更地売りした方がいい物件も入居者がいると大変な作業となる。
東京都心で駅近の物件は価格が高騰して“富”動産になる一方、条件が悪いため「売るに売れず、借り手もつかず、このままでは空き家になるしかない」という“負”動産が増えている。この女性のように、いざ親の住まいを相続するとき困る人も激増している。地方だけでなく首都圏でも不動産の優勝劣敗、二極化が進んでいるのだ。
「人は家を買う、建てることにはとても熱心。でも、最後の最後にその家をどう処分するのかという『住まいの終活』については極めて無関心です」次の事10年後20年後はだれしもそうであるように想像は出来ないことが多い想像していなのではなく、想像を超える現実に向き合えない場合があるのでる。賃貸戸建てホームプラスサポート埼玉県相続がきちんとされずに長年放置されたままの空き家は、全国で増えています。多くの人は、空き家問題は地方の話で首都圏は大丈夫と思っているでしょう。しかし2033年には3戸に1戸が空き家になるという予測もあります。実際、埼玉県の中核都市近辺でも駅から徒歩20分以上のマンションは売値400万円でも買い手がつきづらい。価格を下げても売れずに放置される空き家は、まさに負動産の代表格的案件もあるそうだ。不動産が厄介なのは、売れなくなっても捨てられないことです。戸建ては家を潰して更地にできるから、まだいい。問題は耐用年数が50年程度といわれるマンションです。共有している住人の合意を取らない限り、壊せない。今、地方で顕在化している負動産の存在は、今後間違いなく、都市部のマンションでも深刻な問題になるでしょうマンションは駅近に集中し、郊外マンションはシニア施設に変更され運営するしかない。かつての温泉ホテルなど多角化が進んで拡大していたったが、会社での利用客が減り、ほとんど売り払われた、その結果家族をターゲットした温泉ホテルへ変貌し、各地から直行バスをだしたり、低価格の食べ放題などアイデアを駆使し様変わりしている。中規模的郊外マンションはシニアの終の棲家として運営できばいいのではないでしょうか?マンションアパート仲介プラン新築アパートでいこう。