ケイアイスター不動産は、分譲住宅地(ダンランのマチ)総戸数14棟を7月より販売する。 JR高崎線「深谷」駅から徒歩3分。敷地内にランタン街灯を配し、住宅は白い外壁をベースにレンガ調のアクセントを加えることで、オランダのまち並みを思わせる分譲住宅地として開発した。木造地上2階建て、間取りは4SLDK。全棟にスマートセキュリティを採用した。販売戸数、価格は未定。深谷には城があり、深谷城を中心に城下町が形成され、深谷宿には80以上の宿が立ち並んだ。埼玉県内有数の農業地帯でもあり、深谷ネギは日本一の出荷量を誇る、新紙幣の顔、渋沢栄一の生誕地でもあり、記念館等もある。
2001年から2003年にかけて、「大里はひとつ」を合い言葉に、大里エリア(深谷市・熊谷市・大里郡)の合併について話し合っていたが、任意合併研究会の段階で破綻した。破綻した理由については「新市の市役所の場所について、深谷市(位置が新市の中心となる熊谷市の籠原駅付近に新たに建設)と熊谷市(熊谷市役所を活用)で意見が分かれたため」と報道された。近隣地域とも密接な関係で平成22年国勢調査によれば、労働人口は70,132人であり、うち39,813人(56.8%)が市内において、28,865人(41.2%)が市外(県内21,886人、県外5,864人)において就業している。市外への通勤者数は、市町村別では熊谷市へが最も多く9,620人(13.7%)、都道府県別では群馬県へが2,837人(4.05%)、次いで東京へが2,672人(3.81%)となっている。近年ではチューリップを始めとする花卉栽培が盛んである。工業では、地元で採れる土から作ったレンガや瓦などの製造がもともと盛んであったが、昭和30年代に市の東部に団地が造成され、今日では工業都市ともなっている。また、彩の国の名産の一つ「深谷牛」も注目を集めている。
商業では、江戸時代から宿場町として栄えた旧中山道沿いに、商店街があるが、しかし、昭和50年代に造成されたニュータウンに、大型ショッピングセンターなどが建設されるなどして、最近では中心市街地が衰退ぎみであるので今回の特徴ある分譲地は魅力的ではないでしょうか?