空き家 ホームステージング

空き家の要因

空き家がどのくらいあるかについては、総務省が5年毎に統計をとっていますが、おおよそ、7.5軒に1軒が空き家という計算になります。2008年調査では空き家率は13.1%、2003年調査では空き家率は12.2%、1998年調査では11.5%でしたので、着実に空き家率は上昇している事がわかります。空き家が増えている原因は様々なものが考えられますが、大きな理由としては以下のものが挙げられると思われます。 ①少子高齢化社会、子供が独立して新たに家を所有した後、親が高齢になって施設に入ったり亡くなるなどした場合、親が居住していた家に住む人がいなくなってしまい、その結果、空き家が生じる事が考えられます。②解体費用の負担、

空き家を取り壊すにも相当な費用がかかるため、そのまま放置されることがあります。 ③税金の負担、土地の固定資産税について、空き家でも建物が立っていたほうが、更地よりも固定資産税が低くなるため、あえて更地にしないほうが得だという事情があります。

空き家の増加は社会的な問題


空き家は年々増加傾向にある ゆえにトラブルを避ける為対処が必要。空き家増加に対応するため、法律も施行されています。空き家特別措置法とは、平成26年に制定された法律で、正式名称は「空家等対策の推進に関する特別措置法」といいます。この法律の目的は、地方公共団体が空き家対策を行うことについて法的な拠を与え、対策を行うことを可能にすることでした。なぜそもそも空き家がこれほど問題となるのでしょうか。①犯罪問題不審者やホームレスが空き家に住み着いたり、不良グループや犯罪者等がたまり場にするなど、犯罪の温床や治安悪化の原因となる可能性があります。また、放火などの標的にもなりやすいといえます。 ②災害問題、管理が適切に行われていない空き家では、倒壊や崩落などの危険が生じることがあります。 ③衛生問題、野良犬、野良猫が住みつき、その糞尿による悪臭などが生じる可能性があります。また、ネズミや害虫などの大量繁殖により衛生環境の悪化が生じます。

おまとめ

空き家は犯罪増加を招く機会を与え、空き家の増加は治安の悪化を招く 要因となる可能がある。検討していただきたこと①売却・処分、不動産会社にまかせて買い取りや販売をして、もらうこと②自己使用の検討、各案件状況が違いますが、まずは自己使用できるか?またするつもりがあるか?検討していただきたい③運用の検討、②も③でも使用・運用では再生が必要です使用していたのですぐ使えますとは言え実際は難しいものです。その際の再生(リノベーション工事)を必ずやってください。確実の違う道が開けます。