コンクリート系プレハブ工法
鉄筋入りのコンクリートパネルを工場で生産し、建築現場で接合しながら組み立てていく工法です。
コンクリートパネルを床、壁、天井に組立てていく壁式工法でプレハブ住宅の一つになります。
コンクリート系プレハブ工法は工場で生産されたコンクリートパネルを建築現場で組み立てていくので、現場で鉄骨の組み立てからコンクリートの流し込みまでをする現場打ち工法に比べ、天候や大工の力量に左右されることが無く、安定した品質が保証されます。耐震性や耐火性、耐久性にも優れ、工期が短いという特徴も持ちます。

ユニット系プレハブ工法
ユニット系プレハブ工法は工場で箱型のユニット(部屋)を作り、建築現場で組み立てて建築していく工法です。
ユニットは鉄骨で外枠が構成され、床、壁、天井からキッチンやトイレ、お風呂などの住宅設備の設置や室内の内部造作までもが工場で行われます、家を建てるための工程のほとんどが工場で終了するので、現場での工程が少なく工期が短いのが特徴です。
人件費なども抑えることができるので、コストが安くすむというメリットもあります。品質も安定しており、耐震性、耐火性、耐久性にも優れています。
ただし工事の際にユニットを運ぶ広い道路が必要になり、敷地にもクレーン車が動けるスペースが必要になります。また均一化した商品になるので、設計の自由度は低くなるという特徴があります。