収益物件の立地
収益物件では絶対的に立地問題は避けては通れない事項です。戸建て収益物件は多少駅から遠くても駐車場の確保や庭の整備等で収益性を担保することは可能かもしれません。がレジデンス系収益物件において立地は致命傷になりかねません。
アパート経営で必要な収益物件選びの3大要素の3つ目「立地」は、地方や都市関係なく、物件選びには欠かせない条件です。
不動産投資で収益を得ている・成功しているという状態は、イコール「空室がない状態」と言えます。「空室をいかに0にできるか」が賃貸経営の要となっているのです。
そのため、空室状態を予防・解消するために行う設備投資やリフォームなどの「空室対策」に関して、対策方法の選択や投資コストに悩む経営者が多くいます。
空室が発生する大きな原因の1つは「物件の立地条件である」ということです。これが、立地の良し悪しが物件選びに欠かせない条件である理由になります。
優良物件の大前提「好立地の条件」とは
好立地の条件は、住む人にとって生活しやすい土地であることが前提です。そして、この住みやすさは、「利便性」と「周辺環境」に分けて考えることができます。
利便性は、単身世帯・ファミリー世帯や若年・中高年問わず、特に重視される物件選びの条件です。生活するために必要な施設がそろっているエリアに住めば、時間・労力・お金など多くの面において生活が楽になります。
そのため、交通面・都市機能が充実した地域は、賃貸ニーズが高く、退去者が出てもすぐに次の入居が決まります。交通面では最寄り駅から徒歩10分以内やターミナル駅に近い・アクセスがよいなど条件面にあげられますが、交通機関との動線・動線上のコンビニ・スーパーの利便性単身世帯か家族世帯かで条件面は分かれてますが、・・・これだけは知っておきたいことは100点満点の物件は存在しません。100点に近づける努力は大家の役目です。