空き家 再生 収益物件

収益物件

収益物件にもいろいろ種類があります。1棟アパートや区分マンション(1室)またビル・オフィス・テナントなどメジャーではありませんが倉庫などもあります。空室リスクを考慮すると初回は中古1棟アパートをお勧めします。

投資において、一般的に収益性(利回り)とリスクは比例します。収益性が高い投資は、その分リスクも高くなります。

そこで、不動産投資の初心者におすすめなのは、「住居系・一棟アパート経営」です。

●「住居系」がおすすめの理由

先の3種の収益物件表では、それぞれの収益性の高さと比例するリスクが確認できます。オフィス系・テナント系は収益性は住居系よりも高いですが、1つの空室によって収入に影響しやすく、ハイリスクと言えます。

これに対して住居系は、一室からの収益は、オフィス系やテナント系よりも小さくなりますが、個人向けであることから市場が大きく、売りに出されている物件の数も多いため物件探しが比較的容易です。市場が大きいため入居者が見つかりやすく、空室リスクが低くなるため収益性は低くても安定した収益が見込めます。

●「一棟アパート」がおすすめの理由

住居系の物件の購入を考える際は、マンションかアパートか選択しなければなりません。

マンションは鉄筋コンクリート構造の高層階建てのものが多く、利便性が高い主要駅の近くや都市部に建てられるため、建築費・立地により、建物の購入は高額になります。

一方で、アパートは木造などの比較的安い建築費で建てられているものが多く、都市部から郊外まで立地はさまざまで自分の予算に合った物件選びが可能です。エレベーターや広い敷地の清掃などの維持費も少なく、管理がしやすいのも特徴です。

一棟まるまる購入しておけば、一室が空室になっても他の部屋から家賃収入を得られるため、区分購入ではなく一棟購入がおすすめです。

不動産投資初心者の方は、各物件の収益性の高さではなく、低リスクで大きな損害が出にくい「住居系・一棟アパート経営」の購入を検討してみましょう。