空き家 再生 春日部市

春日部市

埼玉県春日部市は古くは桐たんすの街でもあり、アニメ「クレヨンしんちゃん」の地元でもあります。人口は230,000人となり2005年の旧2市町合併から約8千人減少し人口が増えている近隣越谷市やさいたま市とは対照的に減少傾向空き家率県内31位の10.5%埼玉県内平均10.7%と比べやや低めになっています。住宅面積は全国平均11.385㎡、埼玉県平均94.38㎡38位86.85㎡となっており、若干平均を下回った結果となっています。春日部駅を中心に東口、西口と街並みを形成していましたが、20年前までは東口が中心と言って過言ではありませんでしたが、大型店舗の撤退などもあり、現在は市役所、市民病院、ショッピングモールなど西口側にある為、やはり西口側の人気があります。特に分譲マンションは春日部駅周辺に多く建設されています。春日部駅は東武野田線と伊勢崎線を有すターミナル駅でありこの駅を中心に住宅街が発展しています。春日部駅の近隣駅付近の土地相場はそれほど高くありませんが、越ケ谷駅、南越ケ谷駅、草加駅と東京に近づくにつれ土地相場が跳ね上がります。賃貸物件では春日部駅西口の方が若干高い傾向にあり、続きて人気はせんげん台駅(※大半は越ケ谷市だが駅周辺の一部は春日部市である)あるが、若干軟弱地盤である。

空き家の背景

空き家の増える背景には少子高齢化・核家族化の進行がり、子供が独立して新たに家を所有した後に親世代が亡くなったり、老人施設へ入所したりして住む機会を無くなり、結果放置された家が「空き家」となって存在する。また建物がある場合とない場合では固定資産税率が変わり、あえて更地にせず、放置しているケースも見受けられます。日本の場合、新築至上主義で世界的に見ても新築にこだわる傾向が強く、中古住宅への関心が低く、新築住宅に夢や希望を強く抱いいてきました。新築でなければ、意味がないと言った風潮も根強くあり時代背景にはバブル景気の要因もあるようです。また何かと税金面で優遇を受けていました。

再生事業の活用

春日部市内でも空き家のいろんな活用方法が考えられる、駅周辺エリアであれば、まず再生リノベーション工事を行い、戸建賃貸しての運用できる。ローン残債が無ければ、リノベーション工事費用のみで賃貸運用で収益を得られる可能がある。駅から20~30分程離れた場所であれば更地にして、駐車場の運営も検討できるでしょう。更地にすると税金面での優遇措置が得られなくなり固定資産税が上がりますので、売却も視野に入れて検討してください。春日部市においてはまず路線、駅利用可能かどうかで運用の仕方などを検討できます。もし全くもって市場性が見込めないエリアであれば資産の組み換えを検討してみてはいかがでしょうか??一旦お持ちの資産を売却して同等の土地や家屋(ビル・アパート等)を駅周辺やご自分の管理しやすい地に取得する考え方です。