管理業の将来像とは

今年になって、不動産仲介店舗での手数料売上げが伸び悩む企業が 増えている。大手フランチャイズに加 入しているからといって、安定的に売上げをつくれる時代ではなくなってきたようです。賃貸ユーザーの大半を占め る若年層の減少で取扱件数が減り、以前のように入居者に付帯商品を利用してもらうことが難しくなっていることも、その一因といえる。このような厳しい時代に目を向けられるのが、安定した売上げをつくることができる賃貸管理業です。投資不動産・収益アパートの要です。賃貸管理事業を拡大させるのには、それなりの時間を要する。急拡大を図ろうと管理料を下げてまで管理を増やそうとする企業もあるが、それに拍車がかかると周辺の企業もそれに追随することで、管理料相場が大幅に下落して、市場のライバル業者と共倒れに陥ることになる。負のスパイラルです。ファーストフード業界で繰り広げられた、相次ぐ値下げ競争 は、結局自分たちの首を絞めることになったが、その二の舞になってもよいのだろうか。手数料を下げることそのものは否定するものではないが、いっそのこと無料にて他のサポートビジネスを展開したほうがいいのではないかと本音で思う。その他のビジネスモデルが何かはまだ模索される方は多いはず、しかしヒントとするなら、からなずITはつきまとう。ITやパソコンは不動産業界は遅れていた、しかし今や先頭をはしならいといけない業種の1つと思う。賃貸管理業務の内容は多岐にわたり、大量のマンパワーが必要とされる。 管理業務に実際どれだけのコストが かかっているのか、検証もしないまま管理受託を繰り返していけば、やがて経営が行き詰まり、かえってオーナー に迷惑をかけてしまうことになる。管理を拡大させ るようにしなければ、割に合わない 仕事を増やすだけで、利益が上がらないうえに現場もスタッフも疲弊するだけである。特に管理業はコミュニケーション業で絶えずオーナー様と向きあいサポートしてく体制ずくり・環境づくりがすべてである。既存オーナー様大家様に対してのクロスセールを重要で新規オーナー様を10人獲得することより、1人のオーナー様の満足度を上げる事、結果売り上げは10人のオーナー様と同様になれば、スタッフ社員も疲弊しなし、より良い関係づくりは雇用の安定にもつながる。スタッフ社員がやめれば、また一から教育がはじまり、関係づくりから始まる。時間の無駄と感じることは多々ある。