蓮田市

約3万年前から人が住んでいたといわれており、市内には多くの貝塚・住居跡等の遺跡が残されている。また、市内の高台を中心に武家屋敷跡が残るなど人々の暮らしの跡がみられる。江戸期においては、市内域はほぼ岩槻藩領であり元荒川の水量が減少したことや見沼代用水の開通に伴い新田の開発が盛んに行われた。明治に入り、鉄道が開通し蓮田駅(1日の乗降客数は約2万人)が開業したことにより、同駅を中心に市街地が形成されていった。蓮田市は南埼玉郡白岡・南埼玉郡菖蒲町との合併を目指し、新市名を「彩野市(あやのし)」とする予定であったが、住民投票において蓮田市と南埼玉郡菖蒲町で反対が過半数を占めたことにより合併は白紙撤回された。

その後、南埼玉郡白岡町は久喜などと・南埼玉郡菖蒲町との合併協議に参加するが、離脱した。南埼玉郡白岡町との合併を目指すことを決め合併協議会を設置し、新市名を「白岡蓮田市」とすることを決め、新市の事務所は当面は蓮田市役所とすることとした。また、しかし、2009年(平成21年)5月に、南埼玉郡白岡町の町民意向調査結果で、合併に反対・慎重の意見が約7割を占めた。そのため、南埼玉郡白岡町が合併協議会から離脱し、事実上の白紙撤回となった。 人口は約6万人で行政効率から考えると、悪いほうではないか?人口密度などからの観点からすれば合併した方かいいのではないかと思える人口であるが、、、名称・地名にはこだわりが強いでは?? 地理的には埼玉県の東央部に位置し、東南部をさいたま市と接する。大宮台地(北足立台地)の一部である市内中央の蓮田台地と東部の白岡(黒浜)台地、その間を流れる元荒川及び西の境を流れる綾瀬側周辺の低地からなる。低地部分の液状化や地盤の悪いイメージがあるが・・・JR宇都宮線及び東北自動車道が市内を縦断する。高度経済成長期以降にかつて水田・森林等であった元荒川周辺の低地を中心に宅地造成が行われ首都圏のベットタウンとなっているが・・厳密にはなっていたがである。。。実際にはバブル時代にはさいたま市内の土地は買えず、駅からさほど近くないが、椿山団地などは高級住宅地だった。市内北西部や東部には田園や自然が多く残されている。主な工場は蓮田サービスアエリア付近に集中し、東日本最大の駐車場や鮮魚を扱うスーパーなど全国発の試みをおこなっている。