IOTプラットホームの活用

大東建託は、IoTプラットフォームを活用した「スマートライフ賃貸住宅1号棟」の入居者募集を17日より開始する。 同社がこれまで実証実験を行なってきた、アプリケーションを使用した赤外線家電(エアコン、照明、テレビ等)の遠隔操作や、スマートスピーカー、スマートロック等の7つのスマート機器を導入。また、入居者は専用アプリでAIアシスタントを利用することで、エアコンや照明等を消し忘れた際のアラート通知など、暮らしのサポートが受けられる。進化系アパートとして浸透していくか?必ずこのような時代になる、サポート体制をしっかり整えIOTに対応できる体制整備が今後の課題でシステムエラーに対応できれば、時代がしっかり後押しするのであろう。 まずはシステム導入、検証、サポート、運用、活用、発展と道のりは長いが先陣を切って大手の参入は頼もしいものである。積水ハウスは、戸建住宅の新たな点検システム「スマートインスペクション」を、全国29事業所のカスタマーズセンターで順次開始すると発表した。インスペクションの発展形で、「スマートインスペクション」は、同社が実施する10年ごとの定期点検で導入する。ドローンと床下点検ロボット、小屋裏点検ロボットを使用し、これまで機材で撮影することができなかった屋根上面など、10項目の点検において高精細画像を撮影。クラウド経由でサポートデスクに待機する専門スタッフが画像データを確認、速やかに不具合判定する。 複数の先進機器を組み合わせて、遠隔で診断する点検システムは住宅業界で初。作業時間を大幅に短縮できる他、点検作業に必要な脚立等の道具の持ち込みも不要となり、持ち込んだ道具による室内の汚れ・傷を回避、顧客の満足度向上につながる。
 また、スマートフォンやタブレットで遠隔操作するシステムにより、危険を伴う高所や床下での作業が不要となる。同社は労働環境の向上および高齢者、女性の活躍機会の創出につなげていく。今後不動産・建設業界でおいてAIの活用やIOTの活用は必要不可欠である。